2012年10月31日水曜日

『ボールの位置』

ボールの位置よりも大切なのはグリップだけだと。

「グリップとボールの位置のミスは、スイングをする前のミスです。
だから、今から打とうとしているどんなショットも台無しにしてしまうのです」

左足かかと延長線上にボールを置いて打ったほうがよいのは、ドライバーとティーアップする際の3番ウッドだけです。

「ボールの位置」
または、スイングの一番低い点で打つことが望ましいからです。
それ以外のクラブは、左足かかと延長線上から何分の1かずつ右足のほうに寄って行き、9番アイアンを打つ位置は両足の中央となります。
ハーヴィー・ペニック

今すぐプロの真似ができるとするならば、グリップ、スタンス、ボールの位置、ティーペグの高さしかないと思っています。

何十万発も練習して作ったプロのスイングの、コンマ何秒の世界を真似できるとは思いません。
だから自分のスイングに磨きをかけるしかないと思っています。
ki銀次郎

2012年10月30日火曜日

『ゴルフをやるには覚悟がいるよ』赤星四郎

『ゴルフをやるには覚悟がいるよ』

なにしろ満座の中で素っ裸になるのと同じだからね。
あの野郎、なまじゴルフなんぞ始めなければいいのに。

これまで隠してきた貧相な人柄が、あっという間に広まるとも知らず、気の毒なこった。マナーのシングルになりなさいよ、尊敬されるから。

いくら飛ばしたって駄目、行儀の悪いやつはクソ力のアホと笑われて、それでおしまい。マナーのシングルは、いくら叩いても尊敬されるからトクだよ。                             赤星四郎

マナーのシングルになるには、まずルールを勉強することが一番大切だと思います。
次に愚痴らない、怒らない、
無意識に吐いた愚痴や怒りの言葉は、同伴者を不愉快にさせてしまう。
自分が楽しみたかったらまず同伴者を楽しませることです。
ki銀次郎

2012年10月29日月曜日

丸子橋ゴルフ練習場!


久しぶりに丸子橋ゴルフ練習場へ行ってきました。
アプローチだけを150球練習してきました。
最寄の駅は東横線新丸子か多摩川のどちらかです。どちらから歩いても10分くらいかかり、夏場行くだけで汗びっしょりになってしまうので、7月8月とお休みしちゃいました。
やっぱり練習しないとダメだなぁ~ということが実感です。
だからゴルフは20年やっても30年やってもなかなか上手くならないスポーツなんでしょうね。

『自分が出したスコアに責任を持つ』

『自分が出したスコアに責任を持つ』

健康が目的でゴルフをしている。飛ばすことが楽しみでゴルフをしている。上達などしなくてもいい。
そうした考えの人はスコアにこだわる必要などまったくありません。

しかし少しでも上手くなりたいと思うのであれば、スコアにこだわることです。
正々堂々とゴルフのルールに照らし合わせて、ごまかしなど一切しない清いプレーを心がける。

その上で自分のスコアに責任を持つということです。
不調なときこそ崩れないゴルフをする。
そのスコアへの責任が、ゴルフだけでなく、人間的にも成長させてくれるのです。
中部銀次郎

『気のゆるみ』

「まあ、最初のハーフは練習さ」などと言葉にする人も多い。

が、そういう気持ちが心にきざしたとき、すでにプレーは投げやりになり、ミスは連鎖し、ミスがまたミスを誘発する。
中部銀次郎

あがり3ホールは難しく作られている。
ツアーなら劇的な逆転を演出し、アマチュアならば悔しいおもいをさせて、再来場が目的とされている。

インのあがり3ホールはアウトへとつながり、アウトのあがり3ホールは次のコースでのプレーにつながる。
そして、あがり3ホールをあきらめないプレーをすることは上達へつながるのだ。
ki銀次郎

「レジェンドオブゴルフ」伊集院静

『人生最後のゴルフ』

急に病気になるかもしれない、事故にあって急に歩けなくなるかもしれない。自分の死は予測できない。

今日のゴルフが人生最後のゴルフになるかもしれない。そんなことを思うと少々の天候不良でゴルフを中止にはしたくない。

自分の人生最後のゴルフを雨だったから中止にしたゴルフで終わりたくないからである。
いつの時でも全力をつくしてホールアウトする。それが私のゴルフです。
伊集院静(レジェンド オブ ゴルフより)


ゴルフ場は16番~18番を難しくしているらしい。プロの試合ならば逆転劇を演出してくれるからだ。アマチュアの場合はゴルフ場側の意図として、プレーヤーを悔しがらせて再来場を期待しているらしい。

最終ホールに全力を尽くしたかいなかは、アマチュアであっても次のゴルフへつながっていく大事なホールなのです。
人生ならば50代が16番、60代が17番、70代が18番ホールなのかもしれない。
私は今53歳、残りの50代を全力でもがこうと思います。
ki銀次郎

4番アイアン!222ヤード!


久しぶりにシーサイドゴルフ木更津に行ってきました。
この日は木更津でめったにない無風のグッドコンディションでした。
スタートホールで、一緒にプレーしませんか?と1学年先輩で53歳、木更津在住で川崎市勤務の方に声をかけられ一緒にプレーしました。
とても爽やかな方で、バーディーを2回も見せてもらいました。

写真の3人は、拓大広陵高校ゴルフのメンバーで一番身体の大きい選手は180cm、90kgだそうです。
こんな機会はめったにないと思い、今度は私の方から、一緒にプレーさせてもらえませんか?とお願いすると、すぐに「どうぞ!」という答えが返ってきました。

一番長い222ヤードのホールにくると、彼は4番アイアンでナイスオン!私は3番アイアンでエッジがやっとでした。
学生さんは3人とも、球の捕まる音がはんぱではありませんでした。そのヘッドスピードの速さには驚かされました。
若いということが、こんなに羨ましいとおもったことはありません。
一番大きな選手に「中部銀次郎さんって知ってる?」ときくと、ハイッ知っています。という嬉しい言葉が返ってきました。
爽やかな若者と、打った球が見えなくなるまで一緒にプレーし、東京湾の夕陽を見ると、「ああ~生きていてよかった」と思える瞬間である。

2012年10月26日金曜日

『アンラッキーと思ったら負け』

『アンラッキーと思ったら負け』

ゴルフは自分がいくら最高のショットをしたからと言って、いいスコアが出るとは限らない。
一つ一つのショットはもちろんだが、ゴルフは基本的に運・不運が非常に大きく影響するゲーム。

つまり、ゴルフに必要なのは、不運な結果にめげず、気持ちを切り替えてそれを打破しようと最善をつくすことである。

そこに上達があり、喜びがあるのだと思います。
不公平に不貞腐れて努力をやめてしまえば、その人は負けである。
中部銀次郎

大切なのは努力することだと思います。努力もしないでスコア(結果)ばかり求めている人が多いと思います。努力の度合いは人によって違いうと思います。
しかし、どのスポーツでも試合時間より練習時間の方が短ければ、勝つことは不可能ではないだろうか。
そのように考えるとするならば、週に1回、練習場に足を運んで、工夫もしないで練習していても、それはゴルフに限らず上達するわけはないと思います。
ki銀次郎

2012年10月25日木曜日

『ティショットからパットまで1本の糸でつないでいく』

『ティショットからパットまで1本の糸でつないでいく』

ショットを一つ一つ分断しない。ショットはつながっていると考えることです。
ティショットから最後のパットまで1本の糸でつながっている。

そう思ってプレーすれば、たとえミスショットをしても次をつなげればいいと考えられる。
ショットをつなげてつなげてタップインする。
こうしていけば無理な攻めはしなくなります。

自然とスコアもよくなります。
中部銀次郎

『マナーは人のためならず』

『マナーは人のためならず』

他人がプレーしている時には、木石のようにじっとしていろ、決して音を立てるな!
マナーを守り自分自信を戒める。

それは、すなわちセルフコントロールの鍛練になるというのが、中部銀次郎の辿りついたマナー観だった。


『マナーは人のためならず、己れを律し精神のバランスを図ることは、巡り巡ってよいスコアで回ることにもつながるのである』
中部銀次郎

どうやら日本社会では、マナーは「守らなければならないもの」と認識されがちです。
しかし欧米では、マナーは「守って当たり前」のものなのです。

マナーに対する尺度は違えど、マナーの基本は
「他人に迷惑をかけない、他人に不快感を与えない」ではなかろうか。
自分も気をつけて生活したいものだ。
ki銀次郎

2012年10月23日火曜日

『実行!』

そろそろ皆様も中部銀次郎さんの語録が、やっと頭の隅に少しだけ残っている状態になってきたと思います。人間は、昨日聞いた話の80%は忘れる動物です。どんなに素晴しい言葉やことわざに出合ったとしても、復習しなければ忘れてしまい、実行しなければ宝の持ち腐れ。


人間は、「なくて七癖」これまで生活してきた自分の習慣やクセはなかなかなおせません。
しかし、頭の中で悪い習慣だと理解したならば治す努力をしたほうがよいと思います。悪い習慣だとするならば治すことイコール自分の成長にもつながります。

机の上がきたない、短気がすぐ顔に出てしまう、たばこがなかなかやめられない。
これらは長い人生においては、とても些細なことかもしれません。その些細なことを変えることができない人間が、大きなことを変えることは不可能です。

机の上がきたないのなら、1日1分間清掃することからはじめて、1ヶ月継続できたら2分に伸ばし、少しづつなら自分を変えられるはず。

そしてそれが成長へつながっていくはずです。
ゴルフの上達もまた同じだと思います。
ki銀次郎

2012年10月22日月曜日

1.5ラウンド(鴨川カントリークラブ)


10月21日鴨川カントリークラブへ行きました。
ティーオフは午前7時12分、1ラウンド終了が午後2時10分。
追加のハーフをお願いしたら1時間待ちで3時10分スタート。

5ホールを残して日没を向かえ、ナイター用のライトが4灯のっかた軽自動車が各ホールに移動をはじめ写真のような光景となりました。
ナイタープレーはセントレジャーでなれているのですが、環境が変わることへカラダが無意識に反応してしまうのかミスショットの連発!
結果は、49、46、46、でした。
ゴルフ場で朝昼晩を迎えたハッピーな1日でした。

『体育会』

体育会の学生は不条理を学んでいる、その中で上下関係を学び、友と競い合い、仲間とともに一つの目標に向かって邁進することを学ぶ。


私は「体育会」という言葉をこれほどわかりやすく的確に説明している文章はないと思いました。

体育会イコール脳みそ筋肉?的な印象をもたれる方も多いと思います(私も体育会出身)
理不尽や不条理は自分から学びたくても、どんな大学の授業にもありません。
スポーツは体を鍛えてくれる場所でもあるが、厳しい社会環境の提供の場なんですよねきっと。
ki銀次郎

『トライアウト!』

10月21日のプロ野球セリーグのクライマックスシリーズ巨人vs中日の試合でサヨナラヒットを打った石井選手を知っていた人は少ないのではないでしょうか?


トライアウトで今年ジャイアンツに入団した苦労人!
なぜその苦労人にあのシチュエーションがプレゼントされ、そして結果をださせてくれるのだろう。

腐らずに一生懸命努力していたことを野球の神様が見ていたとしか答えは見つからない。
我々サラリーマンには、配置転換、左遷などがトライアウトなのかもしれません。

人が嫌がる仕事、人が嫌がる部署に移動させられると大半の人は腐ってしまう。腐ってしまえばそこで終わり。
人が嫌がる仕事こそ一生懸命やればやるほどそこには誰も気づかない宝物がある。

大切なのは何ごとも一生懸命やることだと思います。がむしゃらに無我夢中で邁進すればきっといいことが待っている!

自分が自分でないくらいの夢の世界を味わえる、だから無我夢中と書くのではないだろうか?ki銀次郎

2012年10月17日水曜日

古市忠夫プロ

あげて下ろす
バックスイングで右足、ダウンスイングで左足という2軸理論と、頭から背骨を貫くのが1軸という理論がある。

私は、軸とは体の動きであり、体のある部分が軸だという観念はない。
軸は体を捻ることでできるもの。
よくゴルフでラッキー、アンラッキーがありますよね。

ところがラッキーばかり続くわけではありませんし、またアンラッキーばかり続くわけでもありません。
均せばラッキーもアンラッキーもないんです。
ツイてないときには、歯を食いしばり、笑って感謝の心を忘れない。

積極的な心を持つ。
逆にツイているときには、胸を張るようなことはしない。驕らない。感謝の心を持つ。
そういう心がゴルフを強くするんです。

ゴルフをしていて、打った球が木に当ってからOBになったり、カート道にはねて池に入ったりするアンラッキーは忘れない。
OBゾーンへ打った球が木に当ってフェアウェイに出てきたり、池に向って飛んで行った球が、石に当ってラフに出てきて助かったことは、なぜか覚えていない。

スコアの悪いときの言い訳にアンラッキーという言葉を使う。
こんな言葉がある
「ロストボールは天使の取り分」
アンラッキーもラッキーと思って行動をとれるようになれば、そこに自分の成長が望めるのだと思います。
ki銀次郎

2012年10月12日金曜日

大菩薩峠(ハイキング)


10月8日に5年生の娘と妻と大菩薩峠に登ってきました。ちょうど一年前の10月9日に陣馬山に登っていらいのハイキングになりました。
写真は1780m付近にある「福ちゃん荘」です。友人に教えてもらい昼食を予約すると駐車させてもらえます。ほうとう、みそおでん、モツ煮がおいしかった。
福ちゃん荘のご主人は婿養子に入ったといっていました。とても人の良さそうな人でした。
http://www.kcnet.ne.jp/~fukuchan/
福ちゃんそうにまつわる話は以下のような文章がNETに公開されていました。
5年生の娘に教わりました。

「革命に先行する武装蜂起と一時的な政権掌握という「赤軍版二・二六事件」とも形容出来る「前段階武装蜂起」の理論に基づく大菩薩峠方面での軍事訓練を警察に察知され、予定されていた「第三中隊」「第七中隊」その他の決起部隊が一網打尽となる(大菩薩峠事件)。

逮捕劇の舞台となった「福ちゃん荘」は比較的便もよく、後に皇太子が利用するなど比較的知られた山荘であり、基地として不適なため詰めの甘い選定であった。国内での非合法闘争の後方基地としての海外のベースが必要であるとする海外亡命抗戦論とでも言うべき「国際根拠地論」に基づき、「B作戦」の一環として、田宮高麿のグループ(よど号赤軍)は1970年によど号ハイジャック事件を起こす。北朝鮮へ向ったのは北朝鮮を支持していたわけでもなく、単に「敵の敵」であり「最寄の反米国家」だったからにすぎないといわれる。」


頂上から見ることができなかった富士山!富士見壮の近くから一瞬見ることができました。



この看板は、まだまだ中腹です。
頂上は2057mですが、1本の杭が立っているだけなので、大きく大菩薩峠と書いてあった看板の写真をアップすることにしました。
途中には、太い木を爪でひっかいたクマの爪あとが数箇所あり、福ちゃん荘のご主人に聞いたらクマにまちがいないと言っていました。
先日、長野駅のホームに出没したので、もしかしたらなんて思いながら登ってきました。



2012年10月10日水曜日

『パットは入るか入らないか。覚悟を決めて打つ』

『パットは入るか入らないか。覚悟を決めて打つ』
1mちょっとのパットもはずれる。絶対に入れたいと思うからだ!

300ヤードも1打。1mも1打。だからこそ入れておきたい。

しかし絶対に入れたいからこそ、外れたら嫌だという不安が浮かぶ。
弱ければ切れる、強ければ抜ける、迷った挙げ句に外してしまう。
パットは入るか入らないか。どんなパットも2つに1つしかない。

いくら惜しくても外れは外れ。嘆いても仕方がない。
だったら最初から外れることもあると思って覚悟を決めることです。
そうすればどんなに惜しいパットでも落胆しないで済む。
もちろん入ればプレーは波に乗るでしょう。

入らなくても気持ちを切らさない。そのことの方が入ることよりも大事なのです。
ゴルフはゴルファーの心の強さを絶えず試しているゲームなのです。
中部銀次郎

先日、友人とゴルフをしたときのグリーン上で決めたルールが、パットをショートしたらチップ1枚を相手に支払う。

アマチュアライン(傾斜の途中にあるカップに対して下を通過する)でパットを外したら同じくチップを1枚相手に支払うというルールを試しました。
友人は、いつもより4~5パット少なかったと喜んでいました。
パットの上達にはいいかもしれません。
ki銀次郎

中部銀次郎さんを偲ぶ(スパ&ゴルフリゾート久慈)


中部銀次郎さんが唯一ゴルフ場の設計に携わった、茨城県にあるスパ&ゴルフリゾート久慈へいくことにしました。
やっぱりゴルフの前夜は嬉しくてねむれません。
4時に出発予定でしたが、横浜スポーツマンクラブに寄って、軽く練習してから出発しました。

ゴルフ場の入り口にあるオブジェです。
http://www.spagolf-kuji.jp/
3連休ということもあって、駐車場には地元の水戸ナンバーの車をはじめ、山形、宮城からも来ていて、私と同じ横浜ナンバーも数台見かけました。


ロッカールームの1番には「中部銀次郎」の名前が刻まれていました。
中部さんがここで着替えたことは事実です。
名札とロッカーを見て、感無量でした。



練習場の設備も整っていました。ドライビングレンジは200ヤード、もちろんアプローチとパターの練習もできます。
スタートは7時22分なので、ワンコイン25球を練習して、さあ~スタート!


スタートホール(Par5)のティーショットは、左へひっかけました。
3オンしたものの4パットのダボ(><;)
3ホールしか終わっていないのにパット数は9パット(><;;;)

スタートホールから銀次郎さんの洗礼を浴び、各ホールで同伴者全員が4パットを2回以上経験することになりました。
終わってみれば、50、46、45、でした。
バンカーは決して多くありませんが、いい場所に配置してあり、さすが銀次郎さんの設計だと思い知らされました。
一緒に行った後輩は、3ホールも終わっていないうちから、
「絶対にまた来ましょう!」と早くもリベンジ宣言するほど、楽しくそして闘争心をくすぐられるゴルフ場だと思いました。
お風呂は温泉の露天風呂、食事はバイキングでしたが、決して手抜きをしておらず、細部に気配りのあるゴルフ場でした。
今回のゴルフは、心で楽しむことができました。
銀さん!ありがとう!
ki銀次郎


2012年10月4日木曜日

『スイングフォーム』

プロ野球において、「安打製造機」の異名をとった打撃の名手、張本勲選手のところにある若手選手が相談に来ました。


「張本さん、理想のバッティング・フォームについて教えて頂きたいのですが」

この若手選手の質問に対して、張本選手はこう答えました。

理想のバッティング・フォーム? もし、君がそれを知りたいのならば、一晩中、素振りをしなさい。一晩中、素振りをし続けて、疲れ果てたときに出てくるフォーム、それが、君にとって一番無理のない理想のフォームだよ。張本勲

このエピソードは、大切なことを教えてくれます。我々は、いつも成功するための普遍的な方法があると思い、その理想的な方法を、手軽に身につけたいと願うのです。

構えもスイングも10人10色、みんな形が違って当たりまえ!
グリップがこうじゃ、スタンスがこうじゃ、あ~じゃ、こ~じゃ講釈たれる前に自分のスイングに磨きをかけたらいいと思います。振って、振って、振りまくることが一番大切なのです。

先日、マンシングウェアレディース東海クラシックで優勝した、永井奈都プロがそれを証明したのではないでしょうか?
永井奈都プロは、ティーチングプロフェッショナル資格C級でもあるのです。

ki銀次郎

2012年10月2日火曜日

『決め事!』

『決め事!』

150ヤード、パー3、ピンは手前、グリーン手前は大きなバンカー、のホールがあったとする。

Aさんは飛ばし屋、ピンは手前だし9番でフルショットを試みる。

Bさんは8番ではとどかないし、7番では大きすぎる。どっちにしようか迷ってしまう。迷ったあげく7番で打つも、大きいという不安からインパクトが緩んでチョロ!

Cさんは飛距離がでない、2本(7番か6番か)のクラブで迷ったときは、必ず6番(長い方と決めている)でグリーン真中を狙い「とりあえず乗せる」という決め事を自分でもっている。

Aさんは力んで左へ引っ掛ける。Bさんは手前のバンカーに捕まる。Cさんだけがグリーン中央にナイスオン。悩まない、迷わない、迷ったときに持っている決め事こそがナイスショットへ導くのです。

ki銀次郎

2012年10月1日月曜日

『林の中は、心の別れ道』

『林の中は、心の別れ道』


林に捕まったその瞬間に、心は危険ゾーン!
ムリなリカバリーを試みて、失敗をすれば、心の破錠は修復不可能!
私は10回打って10回出せるルートしか打ちません!

二つ目のミスは明らかに前のミスが誘発している。前のミスを取り返してやろうと攻撃的になってはいけない。
ミスをしたときは、必ず呼吸が浅く早くなっている。あるいはミスをしたことに動転して、結果的に呼吸が浅くなっている。
呼吸を整えろ!呼吸が整えば心も整う。

一つ目のミスは仕方がない!二つ目のミスは一つ目のミスをリカバーしようとムリをして起きるもの!明らかに前のミスが誘発している。前のミスを取り返してやろうと攻撃的になってはいけない。

ミスをしたときは、必ず呼吸が浅く早くなっている。あるいはミスをしたことに動転して、結果的に呼吸が浅くなっている。
呼吸を整えろ!呼吸が整えば心も整う。

中部銀次郎

日本女子オープン(2)


日本女子オープンの会場となった横浜カントリークラブの13番ホールで、社会人アメリカンフットボール時代の戦友に偶然会いました。

彼はフィールドゴールの58ヤードという現在も同率だが最長記録をもっている男です。
久しぶりに彼と会って、25年前にハラハラしながら試合をしていたことを思い出しました。

私はディフェンスでしたが、とにかく50yラインを越えられるとキックで得点されてしまうので、その手前で止めることしか考えられなかったのです。

彼のキックはとても脅威でした。
学校も年齢も違っていたので、今まで会話も交わしたこともない昔の戦友に会えてとても嬉しかったです。

『起きたことに鋭敏に反応してはいけない。柔らかくやり過ごすことだ』

『起きたことに鋭敏に反応してはいけない。柔らかくやり過ごすことだ』


ゴルフはホールアウトするまで何が起こるかわからない。
ゴルフではどんなことでも起きるとまずは思っておくことです。

そして不測の事態が起きても鋭敏に反応しない。
つまり、すぐに次のショットを打たない。

状況をよく判断して、どこにどのクラブを使ってどう打てばいいか考える。
慌てずに少しだけ時間をかける。
こうして落ち着いてから次のショットを放つのです。

ゴルフでは、『機を見て敏なり』でなく、『機を見て鈍なり』とする。
柔らかくやり過ごす。喜怒哀楽を一気に表に出さず、スーッと一度引いてしまう。
泰然自若の精神で対処することです。
中部銀次郎

人生や仕事でも予期せぬ出来事は起きるものです。
そして反射的に対処して後悔することも多い。
こうすればよかった、こう言えば結果は違っていたはずなどと。

『慌てずに少しだけ時間をおく』
冷静に少しだけ考える時間をもうけるのは大切です。
中部銀次郎さんが残した言葉は、全て人生にイコールですね。
木戸愛プロにもぜひ読んでいただきたいですね。
Ki銀次郎

日本女子オープンゴルフ選手権競技(2012)


横浜カントリークラブで日本女子オープンが開催されました。
家が近所なので6時に行きましたが、開場は6時30分でした。
台風17号が千葉県沿岸を通過するというので、試合への影響が心配され競技スタートを1時間早く始まりました。

3日目までトップTと、間違いなくトーナメントを引っぱってきた木戸愛プロのバンカーショットです。
バンカーショットですら、カップを中心に半径1m以内に球は集まっていました。これがプロの技なのですね。

私は7時から13番ホールに待機をして、ここで全選手のドライバーショットを見ることにしました。

今回のセッティングはラフの長さが150mm、ラフに入れると+0.5打を覚悟しなければなりません。
このホールはFWが狭く、ドライバーを打つ選手と3Wを打つ選手がいました。
特に3Wの球は、ヤニ・ツェンとO・サダヤバンポット選手の球は別物でした。体系や歩き方は2人ともそっくりでした。
このホールは飛球線上に高圧電線がぶら下がっており、60人中5~6人の選手が電線に当って打ち直しをしていました。




ここで全選手のティーインググラウンドでの初動作を観察していて一番感動したことがあります。
最近の選手はアドレスのときに専属キャディーを真後ろにつけて方向を確認したり、風向きもキャデイーに聞く選手がほとんどです。
ベテラン45歳、斉藤裕子選手はティーインググラウンドに上がるやいなや、芝をむしって飛ばし、木々の葉の揺れ具合、そして雲の流れを真剣な眼差しで観測していた仕草を忘れることができません。
斉藤プロ、このときすでに9オーバー!決してあきらめない、職人でいうならどんな仕事も手を抜かないという精神だと思います。
ゴルフは全てが自己責任、自分の感覚を優先して情報を確認している斉藤裕子選手はとてもかっこよかったです。(この行動は60人の選手で斉藤プロだけでした)

結果はフォン・シャンシャン23歳の優勝!賞金は2800万円、前日まで頑張った木戸愛22歳は途中ダブルボギーも叩いて9オーバーの24位、賞金は約100万円。
この2700万円の差は技術の差ではなく、『心』の差なのだと思います。
サマンサタバサで初優勝し、この大会でトーナメントを引っぱり、注目を集めた木戸愛は、間違いなく強い選手になってくれることを期待しています。
この大会を何かのきっかけにして、私は来年アメリカツアーへ参戦してほしいと思いました。
木戸ちゃんガンバレ!